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【外食・コンビニ健康法】甘いものが欲しくなったときにオススメ、ローソン「和風こんにゃくグミ 黒蜜きなこ味」

【外食・コンビニ健康法】甘いものが欲しくなったときにオススメ、ローソン「和風こんにゃくグミ 黒蜜きなこ味」
予防・健康
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なぜ「甘いもの」が欲しくなるのか?

日常に甘いものをそれほど食べない人でも、時々、無性に甘いものを欲することがありませんか。甘いものを我慢する代わりに、「歯磨きをする」「散歩をする」など気分を変える方法が提案されることもよくあります。しかし、一度「食べたい」と思うと、欲求が満たされるまでずっと気持ちが残り、逆にストレスになってしまいます。

甘いものを欲する理由はいろいろありますが、嫌なことがあったとか忙しすぎるなどのストレスや、気圧の変化や体調の変化などからくる欲求と、栄養不足からの欲求があるようです。栄養不足の原因としては、タンパク質やビタミン、ミネラルの不足が考えられます。また、血糖値の乱高下などの要因もあります。

甘いものを欲した際、まずは肉や卵、大豆製品またはプロテインなどタンパク質が多い食品を摂取することがおすすめです。こうした食品には、タンパク質だけでなく、ビタミンB群なども多く含まれ、総合的に栄養バランスを改善してくれる働きがあります。

そうしたものを食べてはみたけれど、それでも欲求が止まらないという場合は、「甘いものを食べる」ことが一番の解決方法です。

ただし、目の前にある甘いお菓子やジュースを適当に口にすると、糖質過多でさらなる血糖値の乱高下を起こしたり、代謝に必要なビタミンB1などの不足を起こし、欲求を助長させてしまうこともあります。

栄養面でも罪悪感なく食べられる

お勧めの食材がないかとコンビニを回っていたところ、ローソンで「和風こんにゃくグミ 黒蜜きなこ味」(158円で購入)を発見しました。今までも、こんにゃくを使ったスナック菓子はありましたが、どちらかというと塩気のある味付けのものが多かった印象です。しかし、これは甘いこんにゃくです。

袋を開けてみると、細切りにした硬いこんにゃくの周りにきなこと黒蜜がたっぷりと塗られています。口に入れると、しっかりとした噛みごたえに、きなこのざらりとした味わいと香ばしさ、黒蜜の優しい甘さを感じ、もぐもぐと噛み続けられます。固いわらび餅を食べているような感じです。緑茶もいいですが、あえて牛乳や豆乳と合わせたくなる、そんな味わいです。

ヘルシー食材のこんにゃくが主原料だけあって、1袋食べても70キロカロリーと低カロリー。血糖値上昇を抑えたり、便通を改善してくれる食物繊維は、5.1グラムも摂取できます。これは食べ応えがあるうえに、甘いもの欲求が満たされ、栄養面でも罪悪感なく食べられそうです。

甘いものへの欲求を感じたら、その原因を見極めつつ、こうしたおやつで欲求を満たすことも大切ですね。

解説・執筆者
管理栄養士
浅野 まみこ
1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。