【外食・コンビニ健康法】日清オイリオ「日清ヘルシークリア」

【外食・コンビニ健康法】日清オイリオ「日清ヘルシークリア」
予防・健康
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胃もたれを避けるには「酸化した油を使わない」

「胃がもたれる」という不快感を感じた経験は誰もがあると思います。加齢やストレス、食べ過ぎ、飲み過ぎなど、さまざまな要因がありますが、胃の消化活動や機能の低下で消化不良を起こすことによって起こります。揚げ物や脂の多い料理など、消化に時間がかかるものを食べたときにも起きやすくなります。

胃もたれを避ける方法としては、日常使う油を意識し、「酸化した油」を避けることが大切です。油は透明で無味無臭。そのため、腐らないと思っている人は多いのですが、他の食品と同じく劣化(酸化)していきます。

酸化した油は肝臓や血管、老化に影響

酸化の原因には①熱②酸素③光、があります。たとえば、加熱をし続けた揚げ物の油などは粘性を帯び、油臭くなり、色が黒く濁っていきます。高温で加熱するほど酸化しやすく、揚げ油の表面積が広いほど空気に触れ、さらに光によっても酸化が起こります。
 揚げ物を食べたとき、ベタベタしていたり、油臭さを感じたり、その後に胃がもたれたことがあれば、油の酸化が原因として考えられるでしょう。

酸化した油は胃もたれ以外にも問題を起こします。酸化した油は過酸化脂質が多く含まれるため、肝臓に負担をかけるほか、コレステロールの上昇にもつながります。動脈硬化をはじめとする血管症状や、全身の老化にも直結するのです。

「酸化に強い油」を使う

自宅でも、キッチンに油をずっと置いていることがあると思いますが、開封したまま長年置いた油は、酸化している可能性があります。購入した油は蓋をしっかりと閉め、冷暗所にしまうことが大切ですが、そもそも酸化に強い油を選択するのがよいでしょう。

サラダ油の中でも酸化に強い油はないか探していたところ、スーパーで日清オイリオの「日清ヘルシークリア」を発見しました(463円で購入)。ウルトラ酸化バリア製法と書かれており、商品説明には「油と接触する酸素の量を極限まで減らし、油の酸化とたたかう日清オイリオ独自の技術」とあります。油の中だけでなく、ボトルの酸素濃度を減らすほか、酸化に強いビタミンEも配合されています。

「油をひと回し」でさっぱり&ボリューム

酸化に強い油ではありますが、こまめに使っていくのがよいでしょう。たとえばカット野菜に塩胡椒して、油をひと回しかけて、レンジ加熱をすれば「炒めない野菜炒め」が出来上がります。これからの時期は、そうめんなどにトマトやきゅうり、わかめをのせ、めんつゆにちょっと油を入れることで、さっぱりとしながらボリュームが出ます。

油はビタミンA、Eの吸収を助けるほか、腹持ちをよくしてくれる効果もありますので、酸化していない油を上手にプラスするのはお勧めです。ご自宅の油をぜひ見直してみてください。
 

解説・執筆者
管理栄養士
浅野 まみこ
1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。