ダイエット

【外食・コンビニ健康法】ローソン「ホタカマスティック 焦がし醤油味」

【外食・コンビニ健康法】ローソン「ホタカマスティック 焦がし醤油味」
予防・健康
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一番効果的なダイエットは「食事と運動」

半袖で過ごせる季節がやってくると、体型が気になってきます。薄着になる季節まで、どうやってダイエットをするかは、多くの人の毎年の悩みです。急激に体重が減る魔法の薬はないため、一番効果的な方法は「食事と運動」です。

食事量を抑えて摂取エネルギーを抑えることが大事ですが、同時に運動をして消費エネルギーを高めることは効果的です。誰にでもできて続けやすい方法は「歩くこと」です。「1日1万歩歩きましょう」とよく言われますが、どのぐらいの距離と時間でしょうか。

息が弾むぐらいの速さで1時間歩く

人の歩幅は「身長(センチ)×0.45」ほど。身長170センチの場合は、76.5センチとなります。この歩幅で1万歩歩くとすると、距離は7.65キロメートル。かなりの距離を歩く必要があります。

歩くときは、少し心拍数を上げるウォーキングが脂肪燃焼に効果的ですので、理想とされる時速7キロで計算すると約1時間となります。つまり、毎日、息が弾むぐらいの速さで1時間歩くとよいということになります。

消費カロリーは、体型や代謝量にもよりますが、約300キロカロリーほどです。食事は我慢したくないという人は、だまされたと思って歩く習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

血糖値を上げすぎないよう食後すぐ歩く

また、血糖値を急激に上げすぎることはインスリンを大量に出すことにつながり、脂肪の溜め込みを促します。血糖値を上げすぎないようにするには、食事をしたらすぐに歩くことです。食後10分でもよいので、歩くことをも併せて意識すると効果的でしょう。

食欲を抑える食品が何かないかと探していたところ、ローソンで「ホタカマスティック 焦がし醤油味」(181円で購入)を発見しました。タンパク質摂取で注目のサラダチキンや豆腐バーの次は、ホタテバーです。

低カロリーで高タンパク質のカニカマ

実は最近、低カロリーで高タンパク質の食品として、かまぼこやカニカマがブームになっています。しかし、真っ赤な色合いのカニカマは、会社でのランチや間食として食べるには、やや目立ってしまうというのが欠点でした。

このホタテ風味カマボコも魚肉ねり製品と明記された、かまぼこのひとつですが、落ち着いた色合いです。目立ちづらいため、女性にも好評のようです。ほたての貝柱のように縦に裂け、食感も楽しいのが特徴です。

エネルギーは74キロカロリーで豆腐バーよりも低カロリー。タンパク質はしっかり8.7グラムあります。ねりもののため、塩分は1.8グラムとやや高めですので、食べ合わせの食品は減塩を意識するとよいでしょう。

これからの時期は、なるべく歩く意識と、低カロリー、高タンパク質の食品で栄養補給をすること。それがダイエットの近道です。ぜひ意識してみてください。

解説・執筆者
管理栄養士
浅野 まみこ
1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。