「ちょっとつまみたい」ならタンパク質豊富な食品を
ちょっと何かつまみたい、口寂しいというときに、どんなものを選んでいるでしょうか。アルコールを飲むときなどは、少し塩味がきいたポテトチップスやせんべいなど、袋菓子を選択することも多いはずです。
塩気のあるものは、アルコールや清涼飲料水などにも相性がよく、食欲を刺激します。ただ、どちらも炭水化物や糖質が多く含まれる食品のため、栄養バランスとしては偏ります。
ちょっとつまみたいと思ったときにおすすめは、「タンパク質が多く含まれている食品」です。
タンパク質は口寂しさを抑えてくれる
タンパク質は必要な栄養素であるほかに、口寂しさを抑えてくれる働きがあります。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などには、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルなど体に不足しがちな栄養素が含まれ、栄養バランスを整え、代謝にも関与するからです。
とはいえ、家に常備しておくのに便利なタンパク質となると、調理の必要が多いものがほとんどでハードルが上がります。
チーズや大豆の加工品、ハム、缶詰などの常備を
タンパク質の多く、そのまま食べられる食材としては、チーズや炒り大豆など大豆の加工品、ハム、缶詰などがあります。また、コンビニの定番であるサラダチキン、豆腐バー、茹で卵などを冷蔵庫に常備するのもよいでしょう。
先日、成城石井で買い物をした際、これはいいかもという商品を発見しました。「国産うずら卵のたまり醤油漬け」(538円で購入)です。
うずらの卵が17個入り!
シンプルなパックに味付けされたうずらの卵がごろごろと17個入っていました。うずらのたまごは1個ずつが小さいため、自分で買ってきてゆでるなどの調理をするには手間がかかりますが、こうして加工されていると、とても便利です。このまま冷蔵庫にストックしておけば、口寂しいときのつまみになります。
うずらにはタンパク質のほか、鉄や亜鉛、葉酸などの不足しがちなミネラル、代謝に必要なビタミンB1、B2、さらには抗酸化ビタミンのレチノールなどが多く含まれます。これは同じ重さで比較した場合の鶏卵よりも豊富です。
アレンジも簡単、お弁当やカップラーメンにも
そのまま食べるだけでなく、弁当にプラスしたり、カップラーメンに加えたり、ご飯にのせても栄養バランスが整えられます。ゆでた野菜とあえたり、薄切りの肉で巻いたりするなど料理に加えるアレンジにも向きます。
味わいは想像通りで、ほどよく醤油と出汁が染み、うずらの旨味と合わさってパクパク食べてしまいそうです。1パック食べてしまっても379キロカロリーとポテトチップス1袋よりも低カロリー。タンパク質は約1食分の21グラム摂取できる優れもの。添加物なども入っておらず、安心して食べられる点もいいですね。常備するつまみを何にするかで栄養バランスは大きく変わります。