腸活 免疫力

【外食・コンビニ健康法】腸活にドムドムバーガー「今夜は まいたけバーガー」

【外食・コンビニ健康法】腸活にドムドムバーガー「今夜は まいたけバーガー」
予防・健康
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冬の食生活3つのポイント

冬は気温が低く、空気が乾燥しているため、ウイルスが活発に動きます。鼻やのどの粘膜が乾燥して防御機能が低下していることや、体温が下がることでウイルスや細菌に感染しやすくなります。

体を温めることが基本ですが、食生活では3つのポイントがあります。まず、「腸内環境を整えること」です。腸内環境改善は免疫機能を高める働きがあります。

納豆やキムチ、チーズなど発酵食品のほかに、意識したいのは食物繊維です。食物繊維には腸内の善玉菌を増やす働き、短鎖脂肪酸を生み出す働きがあり、腸内が整いやすくなります。

2つ目に、ビタミンAを意識することです。ビタミンAは粘膜を強化し、粘膜の免疫機能を高めます。動物性食品はレチノールという形でレバーやウナギに多く含まれます。植物性食品にはカロテンという形で存在するので、人参やパプリカ、カボチャなど黄色や赤の野菜を選びましょう。

3つ目は、ビタミンDの意識です。ビタミンDは免疫機能調整の働きがあることが明らかになっています。紫外線に当たることでも体内で産生されますが、冬は日照時間が少ないため、食品からの摂取が重要です。鮭やウナギ、マグロなどの魚のほか、キノコならまいたけ、きくらげに多く含まれています。

まいたけが200グラムも入ったハンバーガー

ドムドムバーガーで雪国まいたけを200グラムも入れたハンバーガーが発売されるという情報を聞いて、早速、東京・銀座のドムドムバーガーへ行ってきました。「今夜は まいたけバーガー」(フライドポテト付き1390円。他店では単品890円で売られています)。

素揚げされた雪国まいたけは、かぶりつくとシャキシャキッとした食感とじゅわっと旨味たっぷりの味わいが口に広がります。合わせた甘いてりやきソースとマヨネーズも絶妙で、バンズとビーフパティが一緒になるとさらにまいたけのおいしさが引き立ちます。

銀座店では、付け合わせに生姜の甘酢漬けがついているのも斬新でした。ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。

気になるビタミンDは、まいたけ200グラムに9・8マイクログラム、食物繊維は7ミリグラム含まれます。まいたけ特有成分MXフラクション(ベータグルカン)は内臓脂肪を減らす効果が期待できます。また、肌ケアに注目されるビオチンは48ミリグラム。こんなにたくさんのまいたけを一度に食べることは普段なかなかないので、男性にも女性にもおすすめしたいハンバーガーです。

ボリューム満点のまいたけバーガーで免疫機能を高め、元気な年末年始をお過ごしください。

解説・執筆者
管理栄養士
浅野 まみこ
1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。