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【外食・コンビニ健康法】タイシ「おとうふスイーツバー スイートポテト味」

【外食・コンビニ健康法】タイシ「おとうふスイーツバー スイートポテト味」
予防・健康
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ダイエットに最適な豆腐もスイーツとなると…

ダイエットに適した食材といえば、豆腐、納豆、豆乳と大豆製品が人気です。豆腐は大豆と水、ニガリだけで作ったシンプルな食品です。納豆は大豆に納豆菌を加えて発酵させた食品です。低カロリーで高タンパク質、脂質が少ないことが魅力です。

ビタミンやミネラルも豊富で、不足しがちな鉄、亜鉛、カルシウム、カリウムなどのミネラルも取れるほか、糖質代謝に必要なビタミンB1なども多く含まれます。女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをする大豆イソフラボンも豊富に摂取することができます。

大豆タンパク質は、吸収が緩やかで腹持ちがよいことも魅力です。スーパー、コンビニどこでも手に入りやすく、安定的な価格です。調理の必要もほぼないため、コスパ、タイパもよい食材です。

豆腐を使ったスイーツとして私がおすすめしているのは、台湾のスイーツ「豆花(トゥファ)」に似た簡単デザートです。豆花は、豆乳をやわらかく固めたデザート。甘いシロップをかけ、フルーツや白きくらげ、ナッツや煮豆などをのせて食べます。冷たいものも温かいものもあります。

イチから作るのは大変ですので、器に絹豆腐を入れ、豆乳をかけたら、レンジで1分ほど温めます。ここに黒蜜、バニラアイス、お好みのフルーツなどをのせると豆花のような感覚のデザートができあがります。甘いものが食べたいけれど、カロリーが気になるという人にはお勧めです。

豆腐をデザート風に食べられる「おとうふスイーツバー」

豆腐をもっとデザート風に食べられないかなと探していたところ、セブン-イレブンでタイシ「おとうふスイーツバー スイートポテト味」を発見しました(181円で購入)。豆腐バーといえば、コンビニではサラダチキンの並びに見かける、だしや枝豆、ひじきなどが入ったバーを思い出しますが、この商品は豆腐バーを甘いスイーツとして作っているようです。

原材料はシンプルで、丸大豆、砂糖、さつまいも粉末をニガリで固めたまさに「豆腐」です。1本あたり81キロカロリー、タンパク質5・5グラムと、低カロリー・高タンパク質。固めの豆腐をぷるぷるにしたような形状で、ひんやりとしてもっちり食感。大豆臭さはなく、サツマイモの味わいの豆腐は固めのサツマイモムースのよう。「ちょっと甘みがほしい」ときによさそうです。

高齢の人の補食に、のど越しもよさそうですし、栄養素を確保できます。プラントベースフード(植物由来の原材料で作られた食べ物)のスイーツとしても注目されそうです。

今後も豆腐や大豆を使ったお菓子は増えていきそうです。食べて、チェックしてみてください。

解説・執筆者
管理栄養士
浅野 まみこ
1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。