汗ばむ陽気になると、下着の中も蒸れてデリケートゾーンにかゆみを感じることがある。そんなかゆみやかぶれ、湿疹などのときに「オイラックスソフト」(第3類医薬品)が支持されている。
かゆみを抑えるクロタミトンやジフェンヒドラミン塩酸塩、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールなど6種類の有効成分を配合し、のびがよく、白残りしにくいクリームタイプというのが特長である。
「近年、男女問わずに、デリケートゾーンのかゆみなどに対する市販薬のニーズが高まっています。そうした中、敏感な部位にも使用できる治療薬『オイラックスソフト』の販売が伸びています」(第一三共ヘルスケア)
クロタミントンを配合した「オイラックス」の発売は1957年。ノンステロイドで小児でも使用可能な「オイラックスソフト」の誕生は2008年。以来、幅広い年齢層で使用されている。近年、女性のライフステージごとの健康課題に合わせたフェムテック製品が注目を集め、生理のときのかぶれ改善などでも、「オイラックスソフト」が活用されている。また、男性はネット通販で購入するケースが目立つという。店頭に行く時間がない、あるいは、デリケートゾーンの悩みを他人に話すのがためらわれることが背景にある。
「Webサイトでは、皮膚の悩みに応える『ひふ研』(ひふ研で検索)を展開し、多くの方にご覧いただています。皮膚の症状や薬の使い方に悩んでいる方が多いことがうかがえます。薬と合わせてサイトもご活用ください」と担当者。