歯(歯科) 市販薬

歯肉炎・歯槽膿漏の予防から改善までアプローチ「薬用アセス ホワイトニング」(佐藤製薬)

公開日:2023-04-01
更新日:2023-04-04
歯肉炎・歯槽膿漏の予防から改善までアプローチ「薬用アセス ホワイトニング」(佐藤製薬)
病気・治療
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歯や歯茎と全身の健康の関係が知られるようになり、ハミガキへの意識が高まっている。同時に歯の白さを気にする人も増えた。歯周病の予防も大事だが、歯の白さも維持したい。「薬用アセス ホワイトニング」(医薬部外品)はそんなニーズに応えている。

歯垢の中まで浸透する殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、持続的な殺菌効果を示す塩化セチルピリジニウム、ヤニによる着色汚れを分解・除去するポリエチレングリコール(PEG)400などを配合しているのが特長。

「長年『アセス』ブランドは、歯肉炎・歯槽膿漏の改善に力を入れてきました。しかし、理想は歯肉炎や歯槽膿漏を防ぐことにあります。そこで、予防に役立つ『薬用アセス』シリーズを発売し、予防から改善までアプローチできるようにしました」(佐藤製薬)

歯周病のための医薬品「アセス」(第3類医薬品)が誕生したのは1978年。ドイツ・マダウス社の薬を日本人向けに処方し直し、歯周病薬として発売したという。日本では歯周病薬が一般用医薬品としては珍しかった時代。「アセス」は多くの人から注目を集めた。その後、歯周病の改善のための製品展開を行ってきた。しかし、予防も大切なことから、昨年11月、「薬用アセス ホワイトニング」と「薬用アセスしみるつ歯ガード」(医薬部外品)を同時に発売したという。

「長年、アセスをご愛用いただいている方もいます。歯周病改善の医薬品と予防の医薬部外品の上手な使い分けにより、お口の中の健康を守るブランドとして貢献してまいります」と担当者。

「健活手帖」 2023-03-17 公開
執筆者
医療ジャーナリスト
安達 純子
医療ジャーナリスト。医学ジャーナリスト協会会員。東京都生まれ。大手企業からフリーランスの記者に転身。人体の仕組みや病気は未だに解明されていないことが多く、医療や最先端研究などについて長年、取材・執筆活動を行っている。科学的根拠に基づく研究成果の取材をもとに、エイジングケアや健康寿命延伸に関する記事も数多く手掛けている。