近年、腸内細菌が人間の健康と深い関りがあることがわかってきた。便通をよくして腸内環境を正すことが、健康に役立つ。その一助の整腸剤として、長年「新ビオフェルミンS錠」(第3類医薬品)が支持されている。3種類の善玉菌を配合しているのが特長だ。
「当社の社名にもなっている主軸製品で、今年2月12日には創業106年を迎えます。1世紀以上のときを経てなお、新たな整腸剤としての開発を続けています」(ビオフェルミン製薬)
「新ビオフェルミンS錠」は認知度が高く、5歳以上から服用できる錠剤タイプに加えて、生後3カ月からのめる細粒タイプもある。親子で利用できることから、家庭の常備薬にもなっている。また最近では、ネットの動画サイトで、「新ビオフェルミンS錠」を健康に役立てる方法が紹介されたことから注目度がより高まっている。
「ビオフェルミンは研究開発を経て世代交代し、『新ビオフェルミンS錠』はよりよい組み合わせの3世代目になりました。2019年には4世代目の『新ビオフェルミンSプラス錠』を発売。新たにビフィズス菌の1種『ロンガム菌』を配合しています 」(同)
初代の「生きた乳酸菌」は、世代を超えて、現在に受け継がれているという。「これからも多くの方の整腸に貢献していきたいと思っています」と担当者は話す。
親子、孫へ、世代を超えて整腸薬が活用されている。
「健活手帖」 2023-02-10 公開