免疫力を上げる方法
朝晩冷える日が少しずつ増えてきました。暑い夏が終わり、冬に向けて体調を整える時期です。寒暖差が大きくなり、風邪などをひきやすい時期ですが、免疫力を上げるにはどうすればよいでしょうか。
まずは「栄養をしっかり摂ること」です。この時期は、脂の乗った魚や糖度が高いホクホクの芋や栗など、おいしいものが増えます。高カロリー・高脂質で栄養をしっかり摂取するのは、冬に備えるために理にかなったことです。
ビタミンAの摂取
次に「ビタミンAの摂取」を意識しましょう。ビタミンAは粘膜を保護し、ウイルスや菌からカラダを守る役割があります。食材では、肉など動物性食品にはレチノール、野菜や果物にはβ(ベータ)カロテンという形で含まれ、体内でビタミンAとなって働きます。
野菜は、赤、黄色、緑色の濃いものを選びましょう。脂溶性ビタミンなので、油で炒めるなど油脂と合わせることで吸収率も上がります。
カラダを温める食事
さらに意識したいのは「カラダを温めること」です。カラダを冷やさないようにする服装や、運動などで体を温めることも大切ですが、食事からの温めも効果的です。なるべく温かい飲み物や食事を意識しましょう。温かい飲み物はダイレクトに胃を温め、カラダ全体を温めることにつながります。
肉や魚などタンパク質の摂取は、消化の際に熱産生するので、カラダを温めます。
ショウガの効果と摂取法
食材では「ショウガ」が人気です。ショウガに含まれるジンゲロンは加熱や乾燥によって、ショウガオールに変化します。ショウガオールはカラダに働きかけ、内側から熱を作る作用があります。
ショウガを効率的に食べる方法を考えていたところ、カルディでショウガの砂糖漬けを発見しました。「オーチャーディー ドライジンジャー」(224円で購入)です。
ジンジャーの食感と効果
袋を開けると、1~2ミリの厚さにスライスされ砂糖がまぶされた大きなショウガがゴロゴロ入っています。口に入れてみると、けっこうなパンチ力がありました。
ショウガのサクサクとした食感があり、噛み締めるとしっかりとした甘さの後にショウガ独特の辛味が広がります。甘みがある分、この辛さは心地よいおいしさとなります。温かい紅茶などに合わせると、口の中で甘いジンジャーティーのようになり、さらにおいしさが広がります。
手軽に温まるショウガ
1~2枚食べただけで、胃のなかがじんわりと温まる感覚が出てきました。100グラムあたり350キロカロリーで、大きいもの1枚で8~12グラムほどですから、1枚30~40キロカロリーほど。温かい紅茶やコーヒーを飲みながら1回2~3枚食べるだけで十分でしょう。
人肌恋しくなるこれからの時期、温め効果でカラダを整えてみてはいかがでしょうか。