オンラインワークで変わった食事習慣
最近では、食事と間食の差がなくなってきたようです。これまでは、「朝食・昼食・夕食」と時間を決めて食事をするのが普通でしたが、最近では、「お腹が空いたら何か食べる」スタイルに変わる人が多くなっています。その要因のひとつとして、オンラインでの仕事の普及があるようです。
会社ではデスクで食べながら仕事をするのは憚られましたが、在宅であれば自由です。仕事をしながら、食事をしたり、おやつを食べたり、会議をしながらジュースを飲むことだってできるようになりました。そのため、「決まった時間に食事をする」派から「お腹が空いたから、何かちょっと食べる」派に移行する人が増えつつあるようです。
ながら喰いは太る要因
自由に飲食ができるからといっても、欲求のままにスナック菓子や甘いものをつまんでいては、それはカロリー、脂質オーバーの“ながら喰い”になり、太る要因となります。自由に食べられるからこそ意識したいことは、「1回のカロリーは抑える」「不足しがちな栄養素を意識して補給する」ことです。
食事には、1日3回に分けて食べる方法のほか、少量ずつ回数を分けて食べ、吸収率を高める方法があります。
午前中の炭水化物は少量、午後からタンパク質を摂取
午前中の炭水化物は少量にすることで、血糖値を安定させ仕事効率を上げることができます。また午前から日中のタンパク質摂取は、夜の摂取に比べ筋肉を効率的に増加できることがわかっています。
タンパク質は、サラダチキンから始まり、豆腐バー、かまぼこバーなど片手で食べられるものが多く発売されています。食べる回数が少ない野菜も、スティック状など食べやすくしておきましょう。糖や脂質の吸収を抑え、腸内環境改善の効果も期待できます。
甘い物も少し欲しい時に「厚焼き玉子バー」
でも少し甘いものも入れたいよね、という人に向けて、ファミリーマートでほどよい商品を発見しました。紀文「厚焼き玉子バー」(170円で購入)です。
卵焼きまでバーになったのか、と驚きながら手に取ってみると、長方形の可愛い厚焼き玉子が入っており、パッケージには「ほんのり甘い」と書かれています。袋をあけて、かじってみると、ほのかな出汁の風味とともにやさしい甘味が口に広がります。これは、サラダチキンやかまぼことはまったく別の食感と味わいです。
タンパク質も優秀な新世代の“バー”
カロリーは1本107キロカロリー、タンパク質は7.6グラム。サラダチキンに比べれば少ないですが、十分な量です。塩分はかなり少ない0.7グラムです。卵はアミノ酸バランスが整っていて、優秀なタンパク質のひとつであり、食べ応えも十分です。
在宅ワークでなんとなくダラダラと食べてしまっている人は、新世代のバーシリーズを試してみてください。