夏は明るくて楽しいイメージの季節ですが、最近の夏はとにかく暑いですね。花火大会や夏祭りなどのイベントを存分に楽しみたいなら、十分な夏バテ対策が必要です。夏バテしやすい人におすすめなのが、食事・入浴・睡眠を中心とする基本の夏対策と「イミダゾールペプチド」の組み合わせです。スタミナ不足が気になる人はぜひ、イミダゾールペプチドを取り入れて、今年も猛暑を乗り切りましょう。
日本の夏はバテやすい!今日から夏対策を
日本の夏は高温多湿で、夏バテしやすい条件が整っています。給湯器・ガス機器国内最大手のリンナイが2023年に実施した「夏バテに関する47都道府県意識調査」によると、日本人の約8割が夏バテを感じているそうです。
人間の身体には体温調節機能があり、気温が上昇して体温が上がると、汗をかいて気化熱によって体温を下げるように調節します。しかし、湿度が高いと、汗はサッと蒸発しません。思ったように体温が下がらないので、自律神経が乱れやすく夏バテしやすいのです。
今年の夏も暑くなりそうです。例年夏バテにやられてしまう人は、今年こそしっかりと夏の準備をしましょう。
夏対策は食事・入浴・睡眠を重点的に
夏バテの原因はいろいろありますが、主に以下のようなものが挙げられます。
①高温、強い日光により活性酸素が多く発生し体力が消耗する
②汗で水分やミネラルが体から失われ、循環が滞る
③屋外と屋内との温度差が激しく、自律神経が乱れる
④冷房や冷たいものの取り過ぎで体が冷え胃腸の調子が下がり栄養不足になる
これらの原因に立ち向かうとき大切なのは、食事・入浴・睡眠です。夏バテ対策は、ポイントを絞って効果的に行いましょう。
食事の夏対策は?
まず、食事は何を意識したらいいのでしょうか? ポイントをご紹介します。
正しい水分補給を
水分補給というと飲むことにばかり注意が向きがちですが、水分補給の基本は食事です。人間の身体は1日で2.5リットルの水分が入れ替わりますが、そのほとんどを食事から摂取しています。ご飯も60%は水分ですし、レタスやキュウリ、トマトなど野菜の多くは90%以上が水分でできています。しっかり食べて水分を摂取しましょう。温かいスープなどは、水分とミネラルが一緒にとれるので、水分が失われがちな夏におすすめの料理です。
主な野菜・果物の水分量
主な野菜・果物の100グラム当たりの水分量(%)は以下の通りです(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)。
- レタス:95.9
- きゅうり:95.4
- はくさい:95.4
- トマト・94.0
- ピーマン:93.4
- なす:93.2
- キャベツ:92.9
- 大根:90.5
- すいか:89.6
- メロン:87.9
- かぼちゃ:86.7
- ブロッコリー:86.2
環境省の熱中症予防情報サイトでは、1日1.2リットルを目安としたこまめな水分補給を推奨しています。ポイントは喉がかわいたと思う前に水分を摂ること。1日8回くらいに分けて、1回100~150mlをとるのがおすすめです。
栄養成分を意識して食事をとる
夏は特に、体をサポートしてくれる栄養成分を含んだ食材を意識してとりましょう。特に意識したい栄養素と食材をご紹介します。
タンパク質
エネルギーを運ぶ血液やエネルギーを作り出す筋肉を主に構成しているのがタンパク質です。タンパク質が不足すると、エネルギーが体全体に運ばれにくくなります。
ペプチド
タンパク質はアミノ酸が数十から数千個の単位で結合したものですが、ペプチドはタンパク質より少ない数(2~50個)のアミノ酸がつながった物質です。タンパク質を食べると、消化酵素で分解され、ペプチドやアミノ酸になって体内に吸収されます。
つまり、ペプチドはタンパク質より吸収されやすい物質です。
このペプチドの中でも最近注目されているのがイミダゾールペプチドです。この成分は日常の生活で生じる一過性の疲労感を軽減するとされ、鳥類の筋肉組織に多く含まれています。スタミナ不足や脳の疲れを感じやすい夏には特に積極的にとりたい成分といえます。鶏肉などに多いので積極的に摂取しましょう。
ビタミンB群
ビタミンB群は、エネルギーを作り出すTCAサイクルに関与するビタミン群です。
特に、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えたり 疲労物質を代謝したりする体の反応を助ける働きがあります。豚肉やウナギ、大豆、玄米などに豊富です。
ビタミンB群は水溶性のビタミンで、使われなければ、おしっこから出ていってしまいます。毎日こまめにとる必要があります。
とはいえ、ビタミンB1を毎日とるのは大変です。ときにはサプリに頼るのも良い手でしょう。ビタミンB1サプリには効果を実感しやすい活性型と一般的なビタミンB1が発売されていますが、「ビタミンバンク イミダゾールジペプチド」には、活性型のビタミンB1が配合されています。
ビタミンC
ビタミンCは、疲れの原因のひとつである活性酸素を抑える抗酸化作用があります。また「鉄」の吸収にも重要な働きをしているので、暑いと貧血になりやすい人にはうれしい栄養成分です。キウイフルーツやアセロラなどの果物のほか、ブロッコリーなどにも多く含まれています。
β-カロテンやポリフェノールなど抗酸化物質
夏バテの原因のひとつと言われているのが体内で発生する活性酸素です。抗酸化作用のあるβ‐カロテン、ポリフェノール類、ビタミンEなどは、活性酸素を抑え、夏バテ対策の強い味方になってくれる成分です。これらは大量の日差しを受けて成長する夏野菜に多く含まれています。
「ビタミンバンク イミダゾールジペプチド」には、ポリフェノールの一種であるライチおよびチャ由来フラバノール二量体を配合しています。この成分には運動時に生じる一過性の身体的な疲労感を緩和する機能があると報告されています。
GABA
夏は自律神経が乱れやすく、眠るときになっても副交感神経がうまく働かないこともあります。そうなると睡眠が上手にとれず、夏バテが長引くことになります。
そんなときに、リラックスをサポートするのがGABAです。GABAは神経の高ぶりや興奮を抑え、疲れた感じをやわらげます。
GABAは発芽玄米やお茶、トマト、米などに多く含まれています。サプリにも配合されていることが多いので、取り入れやすいでしょう。
夏の入浴対策
夏はシャワーで済ませがちですが、お風呂のほうがおすすめです。
お風呂は暑さに体を慣らし自律神経を整える
夏バテは自律神経の乱れも一つの原因です。人間は環境が変化すると自分の体を慣らしていき順応します。冬から夏になるにつれて気温が上昇すると、それに合わせて体は暑さに順応するというのが本来の姿です。しかし現代は、暖房や冷房によって、体が“夏仕様”になる前に夏がきてしまうことが多くなっています。そこ感覚を取り戻すのがお風呂です。お風呂で汗をかくことによって自律神経を整え、体を調整しやすくなります。
入浴前後にはしっかり水分補給を
お風呂に入る前には水分補給が欠かせません。夏は特に注意が必要です。猛暑の中で過ごすと、食欲が落ちたり疲れやすくなってしまいますが、これには「体の脱水」も関係しています。夏は常に脱水傾向にあると考えて、お風呂に入る前にはしっかり水分をとりましょう。
十分に水分をとらずにお風呂に入ると、さらに脱水が進行し、夏バテも悪化してしまいます。悪循環にならないように、入浴など汗をかく前後には水分補給を忘れないようにしましょう。
ぬるめのお湯に20~30分
夏のお風呂の温度はぬるめがおすすめです。体温に近い37~38度のお湯に、ゆっくりつかりましょう。
お風呂につかると、水圧が体にかかります。これは、全身をマッサージされているような状態です。全身の血液が循環し新陳代謝が活発になるので、老廃物も体の外に排出されやすくなります。また、ぬるめのお湯に入ると副交感神経が優位になるのでリラックスしやすく、睡眠に入りやすくなります。
夏の睡眠対策は?
夏の暑さで眠れない夜が続くと、自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。昼間の照り付ける日差しや暑さでクタクタなのに、夜も寝られないと、ずっと疲れがとれません。夏バテを引きずることにもなります。気持ちよく寝るのも夏バテ対策のひとつです。
風通しのよいパジャマや寝具を意識
当然のことですが、夏には風通しのよいパジャマや寝具がおすすめです。リネンやガーゼなどの天然素材のほか、最近では冷感素材の商品も販売されています。活用して快適な寝環境を整えましょう。
熱帯夜にはエアコンはつけっぱなしで
熱帯夜には外気温だけでなく室内も高温となりやすく、熱中症を発症する場合もあります。寝る前には水分を摂取して、エアコンをつけっぱなしで眠りましょう。
寝室を快適に保つには、設定温度を26~28度にして冷房をかけるか、除湿モードにします。湿度が高いと手足からの放熱が妨げられるので寝苦しく感じやすいからです。 寝室の湿度は60%以下がおすすめです。
毎日、決まった時間に眠る
生活リズムが整うと、自律神経も整いやすくなります。できるだけ夜更かしをせず、毎日決まった時間に寝る習慣をつけましょう。
眠れない場合はサプリもおすすめ
眠れない、と思うと、かえって眠れなくなるものです。眠れない人をサポートするサプリも発売されていますので、試してみるのもおすすめです。
睡眠の質の向上に役立つGABAや、脳疲労が楽になるといわれるイミダゾールペプチドなど好みのものを選択してください。
夏バテ対策にはイミダゾールペプチドも強い味方
高温多湿な日本の夏は体温調節が難しく、自律神経が乱れがち。夏バテが心配なら、今から対策を始めましょう。
夏バテ対策の基本は、食事・入浴・睡眠をバランスよく取り入れることです。サプリを上手に取り入れれば、夏バテ対策がより簡単にできます。
イミダゾールペプチドは、スタミナも睡眠も応援してくれる頼もしい存在です。これに眠りの質をよくすると報告されているGABAも配合した「ビタミンバンク イミダゾールジペプチド」は、発売以来人気の商品ですが、機能性表示食品に進化しました。
他にも長崎大学の低分子技術で生まれた素材であるライチポリフェノールや活性型のビタミンB1・B2も配合され、高吸収高持続を実現。夏バテしない楽しい夏を応援します。小さなカプセルだから、忙しくても飲みやすいのもうれしいですね。
今年は、正しい食事・入浴・睡眠の夏対策3原則とイミダゾールペプチドで、夏を満喫してください。
