夕食に「もう1品」、何にする?
「もう1品を何にするか問題」は正解がわかりづらい、モヤモヤする問題です。
夕食用に餃子パックを購入しようとします。これにビールまたは白飯を合わせるわけですが、もう1品ぐらい何かを買いたいと思います。しかし餃子は、肉も野菜も炭水化物(皮)も入っているので、サラダチキンではおかしいし、サラダだとボリュームが足りない、サンドイッチでもないだろう…と、もう1品に悩むわけです。
別の「色」「温度帯」「食感」を組み合わせる
これは、自炊でも生じる悩みで、「おでんに合わせるもう1品の正解は?」「カレーはサラダ以外もう1品は何がよいか」など、献立を組み合わせるのは難解な作業です。
おすすめの解決策は、決まっているメニューには入っていない「色」「温度帯」「食感」を組み合わせることです。例えば餃子には、肉も野菜も炭水化物(皮)も入っていますが、白っぽい色合いです。そこで、赤、黄、緑の色を加え、温度帯は、熱々の餃子に対して、冷たい料理を探します。ほうれん草のおひたし、トマトのサラダなどですね。餃子が常温なら温かい卵炒めなどもよいでしょう。
こうすることで、栄養バランスも整いやすくなります。食感で考えるなら、やわらかい食感の餃子に対してはシャキシャキ、サクサクのもの、硬い食感のもの、汁物などがあります。
スープ類を合わせるものよいでしょう。汁物が入ることで食感変化、温度変化が生まれます。水分が加われば、満足度が高くなります。
「おどろきカップスープ」は具だくさん
コンビニで「おどろきカップスープ」という名称のスープを見つけました。アサヒ「おどろきカップスープ!1日分の野菜 完熟トマトのコク旨カレー」です(302円で購入)。
30品目のベジタブルチャージ、1日分の野菜と書かれている通り、30品目の野菜を使い、総量は生で換算した場合に350グラムとなるように設計されています。今までにも野菜入りをうたった商品はありましたが、これは厚生労働省が推奨する1日の野菜目標量です。
袋を開けると、乾燥になった野菜は思ったより多い印象はありません。カレースープパウダーとともにカップに加え、湯を注ぐと、キャベツをメインとした乾燥野菜がどんどん膨らみます。味わいは濃厚なカレー味で、スープというよりおかずのようなボリューム。白いごはんを加えたくなる味わいです。
350グラムとうたっているだけあり、食感はしっかり。キャベツをもぐもぐ噛みながら食べるスープです。おにぎりに合わせるのもよいですし、いま話題のタンパク質が多く入ったサンドイッチなども相性がよさそうです。1カップ118キロカロリーとカロリーも低め。組み合わせに悩んだら、こうした具沢山スープを加えるのが便利かもしれません。