添加物の危険性について詳しく解説
ユサブルの「ワースト添加物 これだけは避けたい人気食品の見分け方」（1760円）は、添加物の危険性について詳しく解説している１冊。著者は添加物に詳しい加工食品ジャーナリスト、中戸川貢さんです。
日本人の食生活には意外な危険が潜んでいます。外食中心の独身者やサラリーマン、スーパーの総菜ばかりの高齢者などはとくに注意してほしいところです。
本書で著者の中戸川さんは、現代の日本人が陥っている「ミネラル不足による新型栄養失調」に警鐘を鳴らしています。コンビニエンスストアやファミレス、出来合い総菜や持ち帰り弁当ばかりを食べていると、食品に含まれる添加物を体外に排出するのにミネラルを使うことでミネラル不足に陥るためです。
ワースト５の添加物とは
これらの添加物は国が認可しており、それ自体が有害とはいえませんが、貴重なミネラルを失う原因となるので、できるだけ避けるべきだと中戸川さんは述べます。
中戸川さんがワースト添加物として挙げるのは、①人工甘味料②合成着色料③合成保存料④防カビ剤⑤発色剤—など。食品の原材料表示欄に明記されていますので、注意して確認し、よりベターな商品を選ぶことが大事です。
カロリーオフなどの人気食品もどう選ぶべきかを具体的に列挙していますので参考になります。賢い食生活を目指してください。