免疫力高める食事は「温めること」「潤うこと」を大事に
年末年始は日々の忙しさに加え、寒さや冬の乾燥などが重なって免疫力が低下する人が多くいます。この時期の対策は、栄養をしっかり取ることに加えて、「温めること」「潤うこと」です。
「温める」には、外側からと内側両方からが有効的です。まずは衣類の防寒対策を万全にしたうえで、「温かいものを食べる」ことで内側からも温めてください。温かい飲み物や汁物などは胃を直接温めることができて効率的です。
体温を上げるような食べ方も大切です。肉や魚、大豆製品などのタンパク質は消化の際に体を温める働きがあるため、毎食加えたいものです。生姜も効率的です。加熱または乾燥させることで、生姜のジンゲロールがショウガオールに変化し、効率的に血流を促進させる効果が期待できます。辛味成分の唐辛子やニンニクなどもおすすめです。
潤うためには、ビタミンAがおすすめです。粘膜保護をしてくれるビタミンAは、赤や黄色の野菜、卵やレバー、バターなどにも含まれます。そのほか、代謝に必要なビタミンC、腸内環境を整えてくれる食物繊維や発酵食品も免疫力を上げるには有効です。
冬の定番おでんに代わる「牛すじ煮込み」発見
手軽に体を温められて、タンパク質も食物繊維も入っているものといえば、冬の定番のおでんがあります。おでん以外に手軽なものがないかと探していたところ、コンビニで、トーヨーコーポレーションの「三ツ星カップ食堂 関西風牛すじ煮込み」を発見しました(389円で購入)。
ジュースなどにも使われる形のカップに入っており、表記を見ると常温で180日間も保存がきく便利な商品です。以前このコーナーで同シリーズのおでんを紹介したことがありますが、牛すじ煮込みがあるとはびっくりです。
このサイズのパックだと、買い置きをしておき、ちょっとしたつまみとしても便利ですし、ランチにおにぎりだけじゃ物足りないけど、もう1品何か温かいものと悩んだときの選択肢にもなります。なんといってもこの時期、飲み会の前に「酔わないように少しお腹に入れておきたい」シチュエーションにピッタリです。
レンジで加熱すると、ほどよく鰹節の香りがします。ダシの味に牛すじの脂がからんで、旨味が強い印象です。大根、こんにゃくもしっかり煮えていて、ダシがしみています。あっさりとした醤油味は、なるほど関西風です。
丸いこんにゃくも3個入っていて、満腹感もあります。154キロカロリーと低カロリーでタンパク質は7.3グラム。年末のお疲れにサクッと温まる牛すじ煮込みもいいですね。