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腰の痛みにヨガが効く!更年期の腰痛に効果的なポーズ3つ

腰の痛みにヨガが効く!更年期の腰痛に効果的なポーズ3つ
エイジングケア
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「年齢を重ねるにつれ、腰痛に悩まされることが増えた」という人も多いのではないでしょうか。

ここでは更年期に腰痛が起こりやすい理由と、腰痛におすすめのヨガポーズを紹介します。ヨガはからだのストレッチに加えて呼吸にも意識を向けるため、リラックス効果も高めてくれます。夜寝る前などにぜひ試してみてください。

更年期に腰痛が起きやすい理由

腰痛の原因はさまざまです。生活習慣的要因でいうと「姿勢が悪い」「長時間同じ姿勢が続く」「運動不足」などが挙げられ、腰回りや骨盤を支える筋肉の柔軟性低下につながります。こうした生活習慣は腰痛を引き起こす原因になります。

加えて、更年期になると筋力が低下したり、女性ホルモンの分泌量が低下したりすることで、腰痛を引き起こしやすくなってしまいます。

更年期に腰痛が起こるメカニズムとは

筋力の低下

筋トレなどをしていない限り、加齢によって筋力は年々低下します。筋力が低下してしまうと、からだをうまく支えられなくなり、姿勢が崩れて腰痛につながる可能性があります。

女性ホルモン(エストロゲン)の減少

更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することで、ホルモンバランスが崩れて血行不良になりやすいです。筋肉が硬くこわばって、痛みを引き起こすことがあります。また、自律神経が乱れて痛みに敏感になってしまうことがあります。

【参考サイト】
医療法人蒼優会 NLC野中腰痛クリニック「更年期と腰痛は関係ありますか?」
https://nonaka-lc.com/blogs/dissertation-2022-11-08/

更年期の腰痛に効果のある3つのヨガポーズ


ここでは腰痛に効果的なヨガポーズを3つご紹介します。ヨガは呼吸と連動させてからだを動かすので、前述のリラックス効果に加え、自律神経を整える効果も期待できます。

ワニのポーズ

  1. 仰向けに寝る。
  2. 左脚を持ち上げて、ひざは90度に曲げる。
  3. 左腕を肩の高さに広げて、右手を左ひざに添える。
  4. 息を吐きながら、左脚を右に倒して30秒ほどキープする。左の肩が床から浮かないところまで左ひざを床に近付け、顔を左に向ける。
  5. 反対も同様に行う。

腰が反りすぎると腰痛が悪化する可能性があります。ひざを床につけるよりも、肩が床から浮かないように意識しましょう。不安でなければ、目を閉じるとリラックス効果が高まります。

かんぬきのポーズ

  1. ひざ立ちになって、左足を真横に出す。
  2. 鼻から息を吸いながら右手を天井に向かって上げる。
  3. 左手は左脚に添えて、ひざの上には手を置かないようにする。
  4. 鼻から息を吐きながら上半身を左に倒す。
  5. 自然な呼吸を続けながら30秒ほどキープする。
  6. 反対も同様に行う。

おなかに力を入れて、脚に添えている手に体重がかからないように注意します。肩の力を抜いて、首を長く保ちましょう。

三日月のポーズ

  1. 四つん這いになる。
  2. 右足を踏み出して両手の間に置く。
  3. 左脚は股関節の伸びを感じられるところまで後ろにずらす。
  4. 上半身を起こして、息を吸いながら両手を天井に向けて上げる。
  5. 息を吐きながら重心を下げて、胸を斜め上に向ける。
  6. 自然な呼吸を続けながら30秒ほどキープする。
  7. 反対も同様に行う。
     

肩の力を抜いて、前脚のひざがつま先より前に出ないように注意します。からだがグラグラしてしまう場合は、後ろの脚を外側にずらして腰幅を広くしてみましょう。

更年期の腰痛にはヨガ×漢方薬のWアプローチ

ヨガによる外側からのアプローチだけでなく、インナーケアも加えることで、より効率的に更年期の腰痛解消を目指せます。例えば、漢方薬を試してみませんか?  漢方薬は不調に根本からアプローチしてくれるので、腰痛予防も期待できます。毎日決められた量をのむだけなので、忙しい毎日にも気軽に取り入れられます。

腰痛対策には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

  • 血流をよくして痛みやしびれを改善する
  • からだを温めて筋肉をゆるめる
  • 加齢による体力の衰えを補い痛みを和らげる
  • 全身に栄養を届け、関節や筋肉の機能を回復する
  • 自律神経を整えて心因性の痛みを和らげる
     

腰痛におすすめの漢方薬

疎経活血湯(そけいかっけつとう)

栄養を補って滞った血の流れをよくし、冷えている部分を温めることで、腰痛や神経痛、関節痛を改善します。

【参考サイト】
くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ疎経活血湯エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=9184

五積散(ごしゃくさん)

慢性的に経過する腰痛で、痛みの程度が比較的穏やかな場合に処方される漢方薬です。冷えや月経痛、神経痛が気になる人にも用いられます。

【参考サイト】
くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ五積散エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8890


初めてで何を選べばいいかわからない人には、「あんしん漢方」のようなスマホで気軽に専門家に相談できるサービスがおすすめです。あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、漢方のプロがその人に合うものを見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれます。

腰痛を解消して快適な生活を送ろう!

ここでは更年期におすすめの腰痛解消方法をご紹介しました。どれも日々のスキマ時間に取り入れられるものばかりなので、気軽に実践してみてください。

ただし、腰痛は椎間板変性症(椎間板が変形して椎間板の機能が低下し腰痛などを引き起こす症状)と関連している可能性もあります。痛みが激しい場合は無理をせずに、早めに整形外科を受診しましょう。

【参考サイト】
ILC国際腰痛クリニック東京「椎間板変性症とは?」
https://ilclinic.or.jp/target-disease/disc-degeneration

解説・執筆者
ヨガインストラクター
高橋 かなこ
RYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして、2021年からオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験や自身のダイエット成功経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン、美しい体を作るため食の大切さや思考について精力的に情報発信を行っている。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。