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【50歳からのエイジングケア座談会】第3回化粧品のプロと元宝塚ダンサーが語る美容・運動・更年期(その1)

2023-09-17 コラム・体験記
【50歳からのエイジングケア座談会】第3回化粧品のプロと元宝塚ダンサーが語る美容・運動・更年期(その1)
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「健活手帖」では、50歳からの女性の「健康」と「美」を考える座談会を行っています。参加者は「化粧品」のプロお二人と元宝塚のダンス・インストラクターという異色の組み合わせ。活躍されている舞台はそれぞれ違いますが、「美」と「健康」を大切にする同世代ということから話は弾み、会社の代表を務める宮下しのぶさんと皆さんの独自の健康法から更年期障害の乗り越え方まで本音で大いに語り合いました。

【ご参加いただいたのはこちらの3人】

宮下しのぶ(みやした・しのぶ)
53歳。株式会社ビープロテック代表取締役MBA経営学修士。大学卒業後、大手商社総合職を経て、化粧品メーカーへ転職、その後創業35年の父の事業を継承して、化粧品OEM事業、自社開発商品製造販売、コンサルティング業など通算41年の永続経営をしている。
 

 

中村菜央(なかむら・なお)
42歳。化粧品会社(国内メーカー)にて営業、販売、お客様相談室、直営店運営、トレーナー業務、人材育成に従事。退職後、某化粧品検定協会の企画運営に携わる。輝く女性を増やすためビューティークリエイターとしても活動している。


 

楓 沙樹(かえで・さき)
53歳。ダンス・インストラクタ一、ダンサー。元宝塚歌劇団花組。幼少期から舞踊を始め宝塚音楽学校を経て歌劇団入団。宝塚現役時代は海外公演などにも参加。退団後は様々な舞台に出演。ピラティス、ヨガの資格を習得。現在は主にダンス・インストラクターとして活動。
 

 

<司会・進行>

荒牧聡子(あらまき・さとこ)

37歳。美容アドバイザー。広告代理店、アパレル勤務を経てIT会社を産休中。ダイエット目的で始めたパーソナルトレーニングの結果、ベストボディジャパン2021年度総合優勝を果たす。現在は子育てをしながら健康的なダイエットレシピをInstagramアカウントで配信中。

健康維持のポイントはやはり運動の継続

聡子:今日はよろしくお願いします。まずは皆さんの自己紹介を簡単にお願いできますか?

宮下しのぶさん(以下 しのぶさん):日本橋で化粧品の製造販売会社をやっています。父から事業を継承して私になって6期目。父の代から41年目になります。化粧品の製造販売といっても、受託ばかりではなく自社の化粧品ブランドを持っていまして、それをBtoBだったりBtoCだったりという形で販売しております。相手先のブランドで化粧品をうちで処方して作って販売しているんですね。加えてスキンケアでわからないことがあるとか、化粧品を作りたいんですと言ってくる人が結構いらっしゃるので、そのコンサルもしています。

聡子:美肌ビジネスのプロですね。ぜひ、いろいろ教えてください。

しのぶさん:何かあればいつでも来てください

中村菜央さん(以下、なおさん):私は18年間、化粧品会社に辞めていたんですけれども、去年の10月に退職しまして、今は化粧品の成分に配合されている成分を勉強して、試験に合格したら資格が取得できるよという検定協会での企画運営をしております。

聡子:ありがとうございます。化粧品の検定試験とはどんなものか、そのあたりのお話も伺いたいと思います。

元宝塚歌劇団出身のダンスインストラクターの健康法は?

楓 沙樹さん(以下、さきさん):私はお二人とはまったく違う、異色な経歴でして。実は、宝塚歌劇団に在籍しておりました。宝塚音楽学校から含めて16年間在籍していました。数々の舞台に出させてもらって、退団してからは主に舞台に出演していました。現在はダンス・インストラクターの仕事をしています。体を動かすことがメインなので、ヨガやピラティスなどボディケアの資格も取っています。姿勢改善や内側から汗をかく方法、体を動かすことがどれほど良いかという体験などをお話ししたいと思います。

聡子:今回は美と健康のスペシャリストさんたちが集まっていますので楽しみです。

さきさん:私はフィットネスを教えているので美と健康というテーマにはすごく共感が持てますね。

聡子:お客さまの年齢層はどうですか?

さきさん:幅広いです。18歳から、最高齢は85歳の方もいらっしゃいます。私は更年期も経験して、最近は落ち込むことも多かったのですが、85歳のお客さまを教えさせていただいて、本当に元気が出ました。自分も頑張ろうと励みになりましたね。

聡子:教えることは楽しいですよね。いろいろな方が来てくださって、その方がきれいになって健康になっていくのを見るのは楽しいですよね。

さきさん:本当に学びです。教えるとともにこちらも学べる。毎週、学びがあります。

聡子:だから沙樹さんもキラキラしているのですね。お若いですよ、すごく!

さきさん:(生徒さんに)こちらが教えていただいている感じですよね

聡子:ちなみにその10年前、始める前と比べて今ではどんな大きな変化がありましたか?

85歳のスクール生から元気をもらう!

さきさん:周りはどう思っているかわからないですが、10年前より今の私の方が個人的には好きですね。つらいこともあります。体力的に衰えてきたり、疲労が1日じゃ取れなかったりもありますが、でも私は今の方が好き。なぜなら、今まで山あり谷ありというか、ジェットコースターのように経験して、更年期も経験して、今も(更年期)真っただ中かもしれないのですが、それを克服しようとする過程で、いろいろ学びがあったんです。先ほど話した85歳の方を教えることで、勉強したり、克服しようと思うことが自分の活力になっているんです。

聡子:素敵なお考えですね。更年期のワードもでてきたのでぜひ聞いてみたいと思います。皆さん、50代の健康を維持するためにはどのような習慣を身につけていますか? しのぶさんは53歳ですが、お肌がすごくきれい。何を意識されていますか?

しのぶさん:私は40代になってからパーソナルトレーニングに行き始めて13年ぐらいです。40歳で体力の衰えを感じて、「何か始めよう」と。学生の頃は運動をしていましたが、社会人になって忙しくなり、結婚して子育てもあって、自分にかける余裕もなくなっちゃってたんですね。ある時、友人にテニスをやろうと言われてやったんですが、もう体が全く動かなくて…。これはまずい、と思い、パーソナルトレーニングを始めたのです。小さい頃はバレエなどもやっていて、体も柔らかかったのですが、大人になってから体が硬くなり、自分でもびっくりするほどでした。だけど、パーソナルトレーニングをやっていくうちにだんだん成果が出てきました。週1回やると、こんなにも変われるものだと思い、今も続けています。

聡子:13年間トレーニング続けていらっしゃるのはすごいですね。長いですね。

しのぶさん:やはり、継続は力なりですよね。

聡子:素晴らしいです。ストレス管理などはどうされていますか?

しのぶさん:ストレス管理は寝ることですね シンプルに。

聡子:睡眠。確かに一番大事かもしれないですね。

しのぶさん:翌日まで疲れを残さないように、ちゃんと寝る。翌日リセットされるので、また頑張ろうと思える。やはり寝ることは大事ですね。肌にもいいし。健康にもいいですし。

聡子:そうした意識になる(13年前)は、やはりサボっていた自分や、できなかった自分もいましたか?

しのぶさん:ありましたね。子育てしていた頃って、自分にかける時間もお金もなかったので後回し。自分のことを後回ししたことでツケが後で回ってきた感じです。

聡子:でも、40代から継続できていることが素晴らしいです。なかなか継続できないものですからね。なおさんはいかがですか?

なおさん:私は体動かすことが好きで、コロナ前はランニングをしたり、娘がバレエを習っているので、大人のバレエ教室に通ってみたりしていました。20代の頃は皇居マラソンに出て、20代の部で一位を取ったりするくらいでしたね。

聡子:1位ですか! おめでとうございます。

20年続くストレッチと日記の合わせ技で継続

自分の成長の記録として毎朝向き合う

なおさん:今でもちょこちょこ体を動かしたりYouTubeの簡単なトレーニング動画を取り入れてたりして、継続しています。お風呂上がりのストレッチも欠かさず毎日やっています。

聡子:毎日ですか。ちなみに何年くらい続いていますか?

なおさん:ストレッチはもう20年くらいは継続しています。簡単なものですが。それがフィジカル的もので、メンタル的なものは日記を書くことです。これがストレス発散になるんです。書き出すことを20代の頃から20年ぐらい、ずっと毎朝続けています。どんなことでもいいから、一言でもいいから書いて自分の感情と向き合うことを継続しています。

聡子:いいですね。今の時代、携帯を使うことが多いから、なかなか字を書くことってないですよね。手紙を書くことも減りましたよね。そんな中、日記を書くのは良い、と聞いたことがあります。それを20年間続けられているのは素晴らしいですね。

なおさん:日記はいいですね。なんでも三日坊主ですが、これは続いています。

聡子:たまに見返すことはあるのですか?

なおさん:ありますね。1冊書き終わって時期がきちゃうと捨てちゃいますが、1年前のものは取っておいて、たまに見返して『私、成長できているなぁ』とか『また同じことで悩んでいるなぁ』といった記録になるので面白いですよ。

聡子:面白いですね。振り返ってみるのは大事ですよね。

 >その2に続く

執筆者
美容アドバイザー
荒牧 聡子
広告代理店、アパレルを経てIT会社産休中。ダイエット目的で始めたパーソナルトレーニングの結果、ベストボディ・ジャパン2021年度総合優勝を果たす。現在は子育てをしながら健康的なダイエットレシピをInstagramアカウントで配信中。