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パートナーにもスキンケア習慣を!40代・50代男性のエイジングケア入門

パートナーにもスキンケア習慣を!40代・50代男性のエイジングケア入門
エイジングケア
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男性にもスキンケア・エイジングケアをすすめる4つの理由

女性が40代・50代の男性パートナーに、スキンケア習慣をすすめるのは難しいものです。でも、うまくいかないからといって男性が興味がないとは限りません。男性には女性とは違った視点があります。あいまいな言い方をせずに、論理的なメリットのほうが受け入れやすいはずです。スキンケア・エイジングケアの論理的なメリットを4つにまとめました。生活習慣や性格にあわせて、スキンケア習慣を提案してみませんか?

若く見える

スキンケア・エイジングケアをしている人は、していない人に比べて若く見えます。それは、肌のせいだけではないはずです。変化に前向きなことも若見えに影響しているようです。

若い印象がもたらすのは、柔軟さや生命力。50代でも、まだまだ人生は続きます。生き生き見えるのに越したことはありません。

健康意識が高くなる

スキンケアを始めると、自然と鏡で顔を見る時間が増えます。つまり、毎日の小さな変化を感じやすくなるのです。たとえば、仕事が忙しく睡眠時間が短いと、肌はくすんでしまいます。体調が変化する前に肌は変化するので、休息の予定も入れやすくなります。

成果が出る体験ができる

スキンケアは、成果が出ます。ある程度年齢を重ねれば、どんなに頑張っても結果につながらない経験があるものです。むしろ、結果が目に見えることは少ないかもしれません。

その点、スキンケアを数日続ければ肌は明るくなり、肌のさわり心地が変わってきます。やったら、やっただけの成果を手にする経験は、自信や自己肯定感にもつながります。

話題が増え・風通しがよくなる

スキンケア習慣は、若い世代ではあたりまえのことで、マナーです。「美容は女性のもの」という考え方は、もはや時代遅れなのです。スキンケア・エイジングケアで効果が出れば、おのずから肌を気にするだけのマナーを身につけていると思われますし、話題も増えることでしょう。

若い世代にお手入れの方法を教えてもらい、情報交換もできるかもしれません。人間関係の風通しが良くなるのも、スキンケア・エイジングケアの側面です。

パートナーの働きかけで男性は変化を受け入れやすくなる

そもそも男性は女性に比べて変化を受け入れにくいものです。それを「がんこ」と片づけるのは簡単ですが、スキンケア・エイジングケアが面倒だという人の多くは、「頑張っても何も変わらないのではないか」「バカにされるのではないか」という不安を持っているようです。

そんなときこそ、パートナーの出番です。スキンケア・エイジングケアを始める気になったら、それを褒める、少しでも変化があらわれたら話題にするなど、スキンケア・エイジングケアを周囲が前向きに受け入れていることを知らせましょう。

男性の肌は洗顔と保湿が大切

皮脂が多く厚い40代・50代男性の肌

男性の肌の特徴を以下にあげます。

  • 皮脂が女性の2倍近いうえ、年齢を重ねても分泌量が減りにくい
  • 表皮が厚く、毛穴が目立ちやすい
  • ヒゲ剃りが必要な頬やあごは、ダメージを受けている
     

40代・50代の男性の多くは、鼻やオデコなどはべたつきやすく、あごや頬はかさつきやすい混合肌タイプです。皮脂が多いけれど水分は足りていないのが混合肌の特徴で、しっとりしているように見えても水分は足りていません。長年の髭剃りなどのダメージが肌を乾燥させ、保湿ケアを必要としています。

混合肌に必要なケアは?

混合肌の人は、しっかり洗顔をして余分な皮脂を落とし、保湿もしっかりする必要があります。男性自身も、40代になると肌の変化は感じているはずです。

しかし、皮脂が多いので保湿をするだけではうまくいきません。できるだけ簡単に済ませるには、髭剃りと一緒に洗顔をして、オールインワンジェルをつける2ステップが、おすすめです。

40代・50代男性のスキンケア初心者にも簡単なエイジングケア商品

現在、男性用の化粧品はたくさんありますが、いままでスキンケアをしていなかった「男の美意識」にとっては、こまごまとアイテムを並べて使うのはそぐわないかもしれません。ここでは、シェービングもできる洗顔料やオールインワンジェルなど、シンプルでカッコイイ製品を紹介しますので、これを読んでいる女性の方は記念日などにパートナーにプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

マーロ「イージー ハイブリッド ジェル フォーム」<容量/150g  参考小売価格/1,320円>

スキンケアもできるシェービングジェル

肌表面でジェルが濃密泡に変わり、毛穴のすみずみまで汚れを除去します。肌を守りながらやさしくしっかり剃ったら、洗顔料として洗い流せばOKです。メーカーサイトはこちら

ファンケル メン「フェイス ウォッシュ」<容量/180g  参考小売価格/1,540円>

髭剃りにも使える洗顔料

クリーミィでキメ細かい泡がうるおいは残して、テカリやベタつきの原因となる余分な皮脂を落とします。プッシュ式だから簡単。安全カミソリでの髭剃りにも使えます。メーカーサイトはこちら

ファンケル メン「オールインワン スキンコンディショナー II しっとり」<容量/60g  参考小売価格/2,750円>

化粧液・乳液・美容液の働きを1本に凝縮したオールインワンジェル

保湿もエイジングケアもかなえて、ハリのある活力に満ちた肌へ導きます。べとつきが嫌な脂性肌の人には、しっとりタイプが用意されています。メーカーサイトはこちら

リサージ メン「スキンメインテナイザー」<容量/60g  参考小売価格/2,750円>

化粧水と乳液の充実感を1本に凝縮した保湿化粧液

おだやかに肌をひきしめる保湿化粧液。メカニカルな容器も魅力的です。みずみずしいさらさらタイプの「スキンメインテナイザー ゼロ」、みずみずしいしっとりタイプの「スキンメインテナイザー Ⅰ」、コクのあるしっとりタイプの「スキンメインテナイザー Ⅱ」があります。詰め替え用も用意されています。メーカーサイトはこちら

サントリー「VARON オリジナル レギュラーボトル」<容量/40g  参考小売価格/3,300円>

紳士の大人肌へ導くオールインワンセラム

使用感満足度91%の大人のスキンケア。化粧水、美容液、クリームの役割順に3ステップで角層まで浸透します。ミニボトル、ラージボトルあり。メーカーサイトはこちら

これが肌を老化させる!気をつければ差がつく男性の習慣

唐揚げやラーメンなど、油ものが好きな男性は多いですよね。でも、肌のためには、胃腸に負担をかけない食生活を心がけたいものです。とはいえ、「唐揚げとビールをやめろ」といわれると、「なら、肌なんかどうでもいい」という男性も多いので、ストレス解消と割り切って最初の一杯は見逃すなど、工夫も必要です。

日焼け止めを塗らない

なぜか日焼け止めは男性には必要ないと思っている人が存在します。でも、メイクをする習慣のない男性の肌は、日々紫外線にさらされ痛めつけられているものです。日焼け止めをしっかり使うだけで、肌のダメージは少なくなり老化を遅らせることができます。


めんどくさい、ベタベタするのが嫌など、日焼け止めが嫌な理由はいろいろありますが、最近の男性用の日焼け止めは、さっぱりした使い心地の商品が多いうえに、水や汗に強く、思ったより塗りやすいものです。日焼け止めを用意して、外出する時に一緒に塗るなどすれば、案外、抵抗なく受け入れられるでしょう。出かけるときに目に入りやすい場所に日焼け止めを置いておくなど、工夫してみましょう。

素敵なミドルエイジを目指すなら男性もスキンケア・エイジングケアが必須

40代・50代の男性で、スキンケア・エイジングケアをしたことがない人でも、実は興味を持っている人は多いものです。何をどうしていいか、わからないだけかもしれません。そんなときにはパートナーの出番。性格や生活習慣にあわせたお手入れを提案してみましょう。最初は簡単なステップでいいので習慣化するのが大切です。

執筆者
薬剤師ライター
桜会 ふみ子
薬剤師。Positive&Relax A-F-C代表。東証一部上場の製薬企業で医薬品・医薬部外品について25年以上の実績を持つ。「自分らしさにOKをだして輝く女性」が増えてほしいという思いで活動中。日本化粧品検定特級コスメコンセルジュ。