目元の悩みにはアイクリームを使ったスペシャルケアがおすすめ
目元の肌はとても薄くてデリケート。老化や疲れによって印象が変わってしまいます。目元は、アイシャドウやマスカラなどポイントメイクをする場所でダメージも大きくなりがちな場所なので、特別なケアをおすすめします。
アイクリームは、目元の悩みに働きかけるスペシャルケア。保湿効果の高い成分や、血行を促進する成分、シワ改善成分など多く配合されています。
アイクリームは目元の悩みにあわせて選ぶ
目元の悩みは人それぞれです。悩みにあわせたアイクリームなら、それだけスキンケアの成果もあがります。ここでは悩み別に、おすすめの成分をご紹介しましょう。
目元を乾燥から保護する成分は「ちりめんジワ」や「くすみ」に
肌の乾燥は、ちりめんジワやキメの乱れによるくすみの大きな原因です。目元を乾燥から守りましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど「高保湿成分」が配合されたアイクリームが役に立ちます。また、肌のうるおいのキープ成分であるグリセリン・スクワラン・ホホバオイルなども、保湿として働いてくれます。
抗シワ成分で「シワ」に働きかける
「シワは深くならないうちにケア」が鉄則。目元のシワも同じです。抗シワ成分として発売されているのは「レチノール」「ニールワン」「ナイアシンアミド」などで、それぞれメーカーによって得意な成分があります。例えば、ニールワンはポーラの製品にしか配合されていません。
クマのタイプは3種類|原因もケアの方法も違う
目元にクマがあると、疲れたり老けたりして見えます。前向きに頑張っているつもりなのに、周囲には限界に挑戦していると思われるのは避けたいですよね。鏡を毎日見る自分の心にも影を落とし、精神的にも老けてしまいそうです。ひとくちにクマと言っても3種類に分けられます。それぞれ原因も対策も違うので、まず自分のタイプを知ることから始めましょう。
青クマは血行を促進する成分がおすすめ
目を使うことが多かったり、寝不足、冷え性だったりすると起こりやすい青クマは、血行不良が原因です。目尻を引っ張ると、薄くなります。効果的なのは、血行をよくするお手入れです。アイクリームも血行促進成分入りをおすすめします。具体的には、ビタミンEやレチノールなどがいいでしょう。
色素沈着が進んだ茶クマタイプには美白を
色素沈着やメラニンが増加した茶クマは、引っ張っても上を向いても、クマがなくなりません。しっかりアイメイクや外仕事、目をこする癖がある方などにできやすいクマで、根気のよいお手入れが必要になります。
抗酸化作用のあるビタミンC誘導体やメラニンの生成を抑えるプラセンタなど、美白成分が配合されているアイクリームがおすすめですが、これ以上ひどくならないように、目をこする癖をなおすことや、日焼け対策も大切です。
黒クマはハリケアとむくみケアでふっくら
黒クマタイプの原因は、目の下の影。上を向くと、クマが薄くなるように見えるのも特徴です。目の周りがむくむと、いっそう影が大きくなりクマが目立つようになります。黒クマには、目の周りのハリを補い、むくみを解消するケアが効果的です。おすすめなのはレチノールやビタミンC誘導体、ペプチドなど。目元の筋トレや、冷たいものを控えるなどの対策も効果的です。
40代・50代のエイジングケアにおすすめのアイクリーム5選
40代・50代の方に評判のアイクリームを5つご紹介します。自分のタイプにあった製品を選んでお手入れを始めましょう。
POLA「B.A アイゾーンクリーム」<容量/26g 参考小売価格/19,800円(税込)>
ふっくらハリのある目元へ導くアイクリーム
濃密な感触のクリームが肌と一体化するように溶け込み、ストレッチするように密着。目覚めるようなハリと透明感、柔軟性のある生命感あふれるような目元を目指すアイゾーンクリーム。メーカーサイトはこちら
コスメデコルテ「iP.Shotプルリポテント ユース コンセントレイト」<容量/20g 参考小売価格/11,000円(税込)>
シワに、新たな一撃 医薬部外品
シワ改善美容液。濃密な感触のクリームが肌と一体化するように溶け込み、ストレッチするように密着します。メーカーサイトはこちら
グラン アイ セラム V <容量/15mL 参考小売価格/7, 150円(税込)>
植物の恵みで目元の肌を引き締める目元美容液
アジア人女性の骨格や特徴の研究から生まれた目元用美容液。植物の恵みで、目元の肌を引き締め、くっきりと明るく目覚めるようなまなざしへ。メーカーサイトはこちら
アテニア「アイ リンクルセラム」<容量/15g 参考小売価格/3,4700円(税込)>
いくつになっても「今の自分が好き」と言える美しさを追求
医薬部外品のシワ改善目元用美容液。シワを引き起こす原因となる深層のしぼみ、ハリ不足の原因である角層の横ゆるみの両方に働きかけ、目元にハリ・ふっくら感をもたらします。メーカーサイトはこちら
なめらか本舗「リンクルアイクリームN」<容量/20g 参考小売価格/1,045円(税込)>
ふっくらハリのある目元へ導くアイクリーム
豆乳発酵液とピュアレチノール、ビタミンE誘導体を配合。密着ポリマーがお肌の上で均一な膜を形成。もっちりとハリのある目元に導きます。メーカーサイトはこちら
アイクリームを正しく塗って味方につける
目元ケアは「そっと優しく」が基本です。アイクリームも、できるだけ刺激を与えないように塗りましょう。
基本的な手順は以下の通りです。
- 清潔な手で小豆程度のアイクリームをとり、目の下にある骨の上に乗せます。
- アイクリームを塗る範囲は、目の周りの骨の内側。骨のうえを触ると、気持ちのいい場所があるはずです。そこまで、アイクリームを塗りましょう。
- 薬指を使い、軽くおさえながらアイクリームを目の下になじませます。シワの部分は、目尻に手を添えて肌を引き上げ、シワの溝を広げます。
- 眼輪筋に沿って、目頭から目尻へ軽くおさえていきましょう。力を入れすぎないよう注意してください。
生き生きとした目のためにストレッチや筋トレを
パソコンやスマホなどで目を酷使していると、眼輪筋が疲れてしまい、たるみやクマの原因にもなります。睡眠時間をしっかりとりストレスをためない生活をこころがけるほか、こまめな休憩と目のストレッチや筋トレで、生き生きとした目を維持しましょう。
目元のストレッチ
- 目を閉じて、目頭の上に人差し指を乗せます。
- 人差し指を目頭の方向に軽く引っぱり、5秒間キープしてから離します。
- つぎに目尻に人差し指を乗せ、目尻の方向に軽く引っぱり、5秒間キープしてから離します。
- 効果を意識しながら、3セット繰り返します。
目元トレーニング
- 手をこすり合わせ、温かくなったら手のひらを目の上に乗せます。
- 目をひらき、ゆっくりと上下左右、斜めに視線を動かします。
- ポイントは視界の端まで目を動かし、眼輪筋を刺激することです。
目元美人の食生活とは?
目にいい栄養素を積極的にとる
目元には、食生活も影響します。バランスの取れた食事が基本ですが、目に良いと言われるビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類。カロチノイドやオメガ-3脂肪酸などが、おすすめです。
とりすぎに気をつけたい食べ物、飲み物は?
逆に目元に悪影響のある飲み物や食べ物もあります。特に気をつけたいのは、
- 体を冷やす食べ物・飲み物
- 塩分
- 糖分
- アルコール
などの、とりすぎです。コツコツ積み上げてきたエイジングケアが一気に台無しになって、ため息をつかないように、注意してくださいね。
40代・50代の目元
印象に残りやすい目元。皮膚が薄く、たるみやシワ、クマが気になりやすい場所です。見た目年齢にも大きく影響してしまいます。目元のエイジングケアは「コツコツと毎日」が基本。40代・50代では、遅くはありません。悩みにあわせたアイクリームや、目元に優しい生活で、エイジングケアを意識すれば、今より活気のある前向きな印象を与えられるでしょう。ご紹介した商品や方法を参考に、生き生きとした目元を目指しませんか?