「ギムネマ」というハーブの美容効果に今、注目が集まっています。この記事では、女性にとってギムネマが必要な理由や摂取方法、サプリメントで摂取するときの注意点などを解説します。
女性のからだにギムネマが必要な理由とは?
ギムネマは、インド原産のハーブの一種です。さまざまな美容効果があるとされ、シワやたるみのほか、シミ、そばかす、ニキビ跡、毛穴の黒ずみなどの改善が期待できます。
また、ギムネマは小腸での糖の吸収を抑えて、血糖の上昇を緩やかにします。インスリンを分泌する膵臓の負担を減らすとともに、脂質の吸収を抑える働きも報告されています。
また、ギムネマには味覚抑制作用があります。甘みを感じにくくなるのでスイーツも自然と控えめになり、食事量を減らすことにつながります。
ギムネマの摂取方法
続いて、ギムネマの摂取方法について紹介します。
ギムネマを含む食材
ギムネマは主に葉を乾燥させたハーブティーとして使用されます。他のハーブとのブレンドや、フルーツにも合うほか、辛い料理の口直しとして使用されることもあります。
また、ギムネマから有用成分を抽出したサプリメントなどもあります。
サプリメントでギムネマを摂る際のポイント
ここからは、ギムネマをサプリメントで摂取する際のポイントを紹介します。
適切な摂取量とタイミング
ギムネマの1日の目安摂取量は30~200mgです。この目安を大きく超える摂取は控えましょう。
摂取するタイミングとしては、食前がおすすめです。ギムネマには糖質の吸収を抑える働きがあるので、効果を最大限に発揮するには食前を意識して摂取しましょう。
【参考】
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会「ギムネマシルベスタ食品」
https://www.jhnfa.org/gm-1.html
過剰に摂取した際の副作用
過去、ギムネマを使用した健康食品により、むくみや吐き気、下痢などの副作用があらわれた事例があります。目安摂取量を守り、過剰な摂取は控えましょう。
【参考】
厚生労働省「保健効果に関連した食品等」
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/040426-1b.pdf
こんなときは医師に相談
ギムネマは血糖値やインスリン分泌に影響を与えるため、糖尿病患者が使用する際は必ずかかりつけの医師などへの相談が必要です。糖尿病以外の持病を持っている人も、不安な場合は医師に相談してください。
多食しても空腹感が満たされない場合には漢方薬もおすすめ
旺盛な食欲を抑えるには漢方薬もおすすめです。漢方薬には、いわゆるダイエット薬のようなものはありませんが、太りにくく痩せやすい体質を目指すことができます。
食べ過ぎ対策には、「過剰な胃腸の働きを抑える」「自律神経やホルモンバランスを整え、ストレス過食を抑える」といった効果のある漢方薬を選びましょう。
食べ過ぎが気になる方におすすめの漢方薬
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
からだの余分な熱をとり除き、老廃物の排泄を促進し、代謝を上げて脂肪を燃焼させます。
大柴胡湯(だいさいことう)
からだのエネルギーの流れを整え、気持ちを落ち着かせ、ストレスによる過食に働きかけます。
漢方薬は体質との相性がとても重要です。相性がよくないと、漢方薬をいくら使い続けても本来の効果が望めないどころか、思わぬ副作用があらわれる場合も。必ず医師や薬剤師など、漢方のプロに相談しましょう。
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ギムネマは美容ケア・過食予防に最適!
ギムネマは、さまざまな美容効果のほか、食欲を抑えて過食を防ぐのに最適です。ハーブティーやサプリメントで簡単に摂取できるのもうれしいポイント。美容と食欲ケアにぜひ役立ててください。