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更年期の食べ過ぎにはヨガと〇〇で対策!

更年期の食べ過ぎにはヨガと〇〇で対策!
エイジングケア
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「最近食べすぎてしまうことが増えた気がする……」。更年期を迎え、そう感じる人もいるのではないでしょうか。更年期には、からだにさまざまな不調があらわれやすく、過食の症状もそのひとつといわれています。しかし、過食してしまっても自分を責める必要はまったくありません!

ここでは、つい食べ過ぎてしまう人におすすめのヨガをご紹介します。家でできるものばかりなので、ぜひ自分のペースで始めてみてください。

更年期に過食が起こりやすい理由

更年期には卵巣機能の低下に伴って、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が少なくなります。このエストロゲンは食欲を抑制する働きがあるため、分泌量が少なくなってしまうと食欲をコントロールしづらくなり、結果的に過食につながることがあります。

【参考】
公益社団法人 日本産科婦人科学会「更年期障害」
https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=14

富山大学大学院医学薬学研究部・病態制御薬理学 笹岡利安・恒枝宏史・和田努「エストロゲンと糖代謝」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/51/9/51_9_829/_pdf

また、ホルモンバランスの変化以外にも、更年期にはさまざまな不調があらわれやすくなります。たとえば身体的な部分では、めまいや動悸、からだのだるさなどが挙げられます。

精神的な部分にも影響があり、気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠などに悩まされる人もいます。これらのストレスを解消するために、過食に走ってしまう可能性もあるのです。

更年期の過食に効果のあるヨガポーズ3つ

ヨガは呼吸と連動させてからだを動かすことで、エクササイズ効果があるのはもちろん、自律神経を整える効果も期待できます。今回はそのなかでも、過食対策におすすめのポーズを3つ紹介しますので、ぜひ試してみてください。

上向きの犬のポーズ

  1. うつ伏せになり、おでこを床につける
  2. 両脇を締め、手を胸の横につく
  3. その場で一度息を吐く
  4. 息を吸いながら、両手で床を押し上半身を持ち上げる
  5. 3呼吸キープする

肩の力は抜いて首を長く保ちます。ひじを伸ばしきるのが難しい場合は、ひじを曲げたまま上半身を少し起こす「ベイビーコブラのポーズ」でもOKです。

ベイビーコブラのポーズ

体側を伸ばすのポーズ

  1. 足は肩幅の2倍程度開いて、左のつま先は90度外側に向ける
  2. 息を吐きながら左ひざを90度曲げて左ひじを左ももに添える
  3. 息を吸いながら右腕を上げて、耳の横でキープする。余裕があれば目線は脇の下から天井へ向ける
  4. 3呼吸ほどキープしたら反対も行う

太ももに添えた手に体重がかからないよう、おなかにしっかり力を入れて上半身を支えます。上半身は真横に倒して脇の下から脇腹にかけて伸びを感じましょう。

長座のねじりのポーズ

  1. 脚を伸ばして座る
  2. 右脚のひざを曲げ左腕でかかえる
  3. 右足裏は左脚をまたいで床につける
  4. 右手はお椀型にしてお尻の後ろについて大きく息を吸う
  5. 息を吐きながら上半身を捻る
  6. 3呼吸ほどキープして、反対も行う

脚の付け根から上半身をねじり、目線は後ろに向けます。背筋は伸ばし、リラックスして行いましょう。

更年期の過食にはヨガ×漢方薬のWアプローチ

更年期の過食には、ヨガによる外側からのアプローチに加えて、漢方薬などで内側からもケアを行うことが大切です。漢方薬は自然由来の生薬からできており、一般的に副作用が少ないといわれています。毎日決められた量をのむだけなので、忙しい日常にも簡単に取り入れられるのが嬉しいポイントです。

食欲を抑えるには、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

  • ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えて過食を軽減する
  • 過食の原因となる過剰な胃腸の働きを抑える

更年期の過食が気になる人におすすめの漢方薬

加味逍遙散(かみしょうようさん)

疲れやすく、肩がこり、イライラや不安などの精神症状がある人に用いられる漢方薬です。自律神経に働きかけイライラを抑えたり、興奮を抑えたりする働きがあります。ホットフラッシュなどののぼせや、冷えのぼせにも使われます。

【参考】
くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ加味逍遙散エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8230

抑肝散(よくかんさん)

イライラしがちで、ストレスが多い人に用いられる漢方薬です。イライラや怒りによって高ぶった肝(かん)の働きを抑えます。女性特有のホルモンの変化に伴う症状や、更年期障害などにも使われます。

【参考】
くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=9191

大柴胡湯(だいさいことう)

気のめぐりをよくし、食欲や気持ちを整えてくれるので、イライラによる過食、脇腹が張る便秘が気になる人におすすめです。

【参考】
くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=7877

初めて漢方薬を使用する場合は、インターネット相談窓口がある「あんしん漢方」のようなサービスを利用してみるのもおすすめです。「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができ、お手頃価格で自宅まで郵送してくれます。

ヨガや漢方でつらい更年期を乗り越えよう

今回は更年期の食べ過ぎにアプローチできる方法についてご紹介しました。何かと不調があらわれやすい更年期ですが、ヨガや漢方を取り入れることで、症状が軽減されることもあります。まずはお試しでOKです。自分が続けやすい方法を見つけて更年期に向き合っていきましょう。

解説・執筆者
ヨガインストラクター
高橋 かなこ
RYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして、2021年からオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験や自身のダイエット成功経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン、美しい体を作るため食の大切さや思考について精力的に情報発信を行っている。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。